ベトナムの政治

ベトナムの政治は、ベトナム共産党による事実上の一党独裁政治になっています。
名目上存在していた民主党や社会党は1980年代末に解散させられています。


その後、複数政党制から単独政党制に移行しています。
現在でも民主化を望む人たちが逮捕されることがよくあります。
現在、ベトナム共産党とその衛星政党以外は結成は禁止されています。


建国以来、一貫して集団指導による国家運営を行っています。
ベトナム共産党の最高職である党中央委員会書記長や国家元首である国家主席、首相の3人を中心として集団指導の体制をとっています。
この政府の運営方法はきわめて官僚的になっており、ソビエト連邦や国民党独裁下の中華民国とよく似ています。


この政府に反対している反政府組織は今もなおベトナム共和国時代の対立を解消できていません。
1960年代に南ベトナムからの独立を掲げた諸民族の抵抗組織フルロ関係者の方は、これらの組織とは対立関係にあたります。
さらにこの各組織を1つにまとめる力を持ったリーダーも存在していません。


1975年のベトナム共和国が消滅してから30年以上たって世代ごとの反共産主義に対する考え方の違いが鮮明になってきており、亡命したベトナム人の間で必ずしも反政府組織が支持されるとは限りません。

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